オレの親父は親の跡をついで医者になる事を嫌って前進座という
劇団の照明係をやっていた。
そこにカラーテレビ放送を開始する事になった放送局は、
白黒と違って照明が重要になり、
即使える人間が欲しく親父のところへスカウトが来て
放送局に勤めるようになったんだ。
今じゃ優秀な人じゃないと入れない会社だろうから親父は
超ラッキーだったんだ。
親父の会社は残業つづき給料は同年代の倍は貰っていて
社会人になっても親から仕送りを貰って極楽トンボの
暮らしをしていたようだ。
母は上京して銀座の洋服店で働いていた。
その頃父は、母と出会う。
田舎育ちの母には、お金持ちで家柄の良い親父と結婚すれば
玉の輿に思えた事だろう。
親父には母の倹約ぶりが「結婚して家を任せられる女性」と
思ったそうだ。
バブリン家のルーツ
バブリン伝説をもっと詳しく知りたい」と言う声にお答えして、
もう少しだけ具体的に伝説の内容をアップしました。

オレの先祖は新潟で神主やってたんだ。
三島郡ってところがあって三嶋神社って言うのがあるんだけどそこの住職だ。
そこで代々神主をしていたんだけど。
ヒー爺さんが変わりもんで「青年よ大志を抱け」のキリスト教のクラークさんに
そそのかされて北海道に宣教しに行ってしまったんだ。
神主の長男坊が異教徒の弟子になってだよ。
相当もめただろうね。
このヒー爺さんは頑張ったようでチョットした有名人になったようだ。
ヒー爺さんの息子、つまりオレの爺さんは、親に金があるんで仕事もしないで
京都大学、当時の帝国大学に入って、大学院ってとこで30すぎまでで
医学の勉強をしていたんだ。
第二次世界大戦がはじまって満州に医者として連れて行かされたらしい。
親父も生まれていたから連れて行ったらしいけど、住んでいた所は
団地みたいなところで、そこは当時としては、異例の水洗便所だったと言っている。終戦時も、優先的に帰国させられる。
医者としては日本でも相当高いレベルにあった爺さんがなんで満州に行ったかは、何か深い訳がありそうで追求したくない事だよね。
日本に戻ってきた、おじいちゃんは、何故か人との接触を避けるように無医村などを転々とする
開業医をしばらくしていて、親戚、ともつき合わなくなった。
晩年は、爺ちゃんは、吉祥寺の病院に勤めるようになったんだ。
これが父の人生を狂わせる事になるとは・・・・・